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お悩み Q&A 髪の毛について: 2017年12月
白髪はなぜ生えてくるの??
(ANT'S) 2017年12月28日 19:55
髪が痛む原因とは・・・?
わかりやすく説明するために下の図を使っていきます。
まず髪の毛は、3つの層から出来ています。
髪の毛が痛むということは、上の図の一番外側にあるキューティクルがめくれたり、剥がれたりすると髪内部の水分が蒸発し、タンパク質が流出します。
そして、髪のタンパク質がほとんどなくなり、スカスカになった状態の事を言います。
髪が傷んだ状態では、髪のパサつきや広がり、ごわつきなどが出てしまいます。
髪が痛む原因としては、
・シャンプーのやり方が悪い
・ドライヤーの時間が長い
・カラーやパーマ
・紫外線
・コテやアイロン
などがあります。
・シャンプーのやり方が悪い
シャンプー中は髪の毛が濡れていて、キューティクルが膨れ上がっているので、強く擦ってしまうだけで簡単に剥がれてしまいます。
なのでシャンプーをする時は優しく丁寧に、髪を強く擦らないようにシャンプーをしましょう。
・ドライヤーの時間が長い
ドライヤーの時間が長いと、キューティクルは熱に弱い性質があるので傷んでしまいます。
髪の長さがミディアムの人で約5分、ロングの人で約10分くらいで乾かしましょう。
そのために、しっかりとタオルドライで余分な水分を取ってからドライヤーを使うようにしましょう。
⚠︎ドライヤーで髪が痛むなら自然乾燥は?と考えた方もいると思いますが、自然乾燥は絶対にやめてください。
髪の毛は濡れているとキューティクルが開いた状態になります。すると、髪内部のタンパク質がどんどん外に出てしまうので簡単に髪が傷んでしまいます。
髪はなるべく短時間で必ず乾かすようにしましょう。
・カラーやパーマ
まずは、カラーから説明します。
カラーは薬剤で髪のキューティクルを無理やり開かせて、上の図にある髪内部のコルテックスにあるメラニン色素を脱色して着色を行います。
そのため、髪の外側にあるキューティクルが剥がれるのはもちろんのこと、髪内部にまでダメージを受けるので髪は痛みます。
次は、パーマについて説明します。
パーマの場合も薬剤で髪のキューティクルを無理やり開かせるところまでは同じです。
そこからコルテックスよりさらに内部にあるシスチン結合という髪の毛の結合を一度切り離し、作りたい形状に再結合します。
カラーもパーマも、キューティクルは剥がれ、髪の内部にまで相当なダメージを負ってしまうので髪は当然痛みます。
カラーやパーマは、髪が傷んでいる時はひかえたり短期間で連続してやらないように注意しましょう。
・紫外線
髪が健康な状態なら、紫外線を短時間浴びる程度であればあまり気にする必要はありません。
ですが、髪の毛が傷んでいた場合は、キューティクルが剥がれ内部のメラニン色素が減少しているので、紫外線から受けるダメージが大きくなります。
長時間紫外線を浴び続けるとダメージが蓄積され、髪が傷んでしまうので長時間外に出る場合は日傘や帽子など紫外線予防を心がけましょう。
・コテやヘアアイロン
ドライヤーの所でも説明しましたが、髪の外側のキューティクルには熱に弱い性質があります。
コテやヘアアイロンは、ドライヤーよりも高温で髪の形状を変えているので、それだけ髪の毛を痛めてしまいます。
なるべく髪を傷ませないように、自分の髪に効く最低温度を見つけて髪に加える温度や時間をなるべく減らすことや、毎日使わずに日にちを開けて使用しましょう。
他にも髪の痛む理由はありますが、代表的なものを紹介させて頂きました。
一度傷んだ髪の毛は自己修復することはありません。
ですが、毎日のご自宅でのケアや、サロンでのトリートメントやヘッドスパなどでダメージを少しでも抑えられることは出来ます。
髪の傷みが気になる方は気軽にキャストにお声掛け下さい。
お客様に最適なケア方法やアイテムをアドバイスさせて頂きます。
cozy resort by ANT'S 駒形
(ANT'S) 2017年12月19日 19:53
髪は何でできている?
次にクリームタイプもしくはオイルタイプの物をなじませしっかりと水分補給してからドライヤーで乾かしてあげましょう。
髪はとても敏感でデリケートですので、日々のケアがとても重要になります。
日々のケアの代表としてシャンプートリートメントがあります。
特にシャンプートリートメントは毎日使うものなのでこだわりを持って選ぶことをオススメします。
(ANT'S) 2017年12月15日 19:47
前髪と後ろの髪では伸びる長さが違うんですか?
ただし、髪のダメージ度合い、くせや髪が生えている方向など様々な状態で伸びるのが遅く感じたり、早く感じたりします。
なので、数センチ髪が伸びても数ミリ切れるを繰り返してしまい、結果伸びるスピードが遅くなります。
そのことにより、ダメージの少ない前髪は順調に伸びますが、後ろの髪は前髪より傷んでる場合が多いので伸びるスピードが前髪より遅くなります。
これによって、前髪と後ろの髪で伸びるスピードに差を感じるようになります。
対策として・・・濡れっぱなしにしない、シャンプー、トリートメントなどでケアをしてなるべく髪全体のダメージをなくしましょう。
・くせや髪の生えている方向による影響
くせや生えている方向も一人一人違い、一つの頭でも部分的に変わってきます。
例えば、トップの髪はあまりくせがない方でも、後頭部や顔回りの部分にはくせがある場合があります。
その場合まっすぐの髪はそのまま伸びてきますが、くせの部分はカーブしながら伸びるのでまっすぐの部分より伸びるのに時間がかかります。
これによって、くせがあるところとないところで伸びるスピードに差を感じるようになります。
対策として・・・くせや広がりの気になる部分をストレートやトリートメントストレートなどで抑えるとあまり気にならなくなります。
そのほかにも、髪が伸びたと気づく目安となるものがあります。
髪が肩にあたってはねる、前髪が目に入ってきたなどで伸びてきたことを実感し、伸びが早いと感じる場合もあります。
この場合は、そうなったら切り時になっているので担当の美容師さんに相談しましょう。
アンツ ヘアー アンド リゾート
店長 川内辰志
(ANT'S) 2017年12月12日 19:42
髪の毛の自然乾燥 良い?悪い?
夜、お風呂上がりに家事やお子さんのお世話、どうしても見たいTVがある(笑)などの理由で
なかなかすぐドライヤーで乾かす事ができな・・・。なんて事はよくあると思います。
実は、自然乾燥が悪いのではなく、髪の毛が長い時間濡れている事が良くないんです!!
理由は・・
1・髪の毛のキューティクル(表面のウロコ状の組織)が開いている
2・雑菌が増殖しやすい
3・頭皮の温度が下がりやすい
大きく分けてこの3つが要因となります。
まず1の髪の毛のキューティクル(表面のウロコ状の組織)が開いているについて。
髪の毛の構造上、一番表面になるのが、キューティクル。このキューティクルは性質上、濡れる事で開き、
乾いて水分がなくなる事で閉じる構造になっています。
なので、お風呂上がりにタオルで拭いた後、髪の毛が濡れている時間が長ければ長いほど、
キューティクルが開いていて、せっかくサロンで綺麗に入れたカラーやパーマ、トリートメント成分が
キューティクルの間からどんどん流失してしまう。
なので、タオルでしっかり拭いた後に、アウトバストリートメント!洗い流さないトリートメントを
たっぷり付けて粗めのクシで梳かし、丁寧にドライヤーをかける。
これがしっかり出来れば、カラーやパーマ、サロントリートメントの持続性を高め、翌朝のスタイリングが
見違えるように楽に、綺麗になりますよ!!
次に2の雑菌が増殖しやすいについて。
これは洋服などの洗濯物に例えるとわかりやすいです!
洗濯機で綺麗になった洋服を、広げず、ハンガーにもかけず、数時間放置したらどうなるでしょう?
シワだらけになり、型崩れ、おまけに生乾きの嫌な匂いが発生してしまいますよね・・・。
実は髪の毛や頭皮もこの現象と同じ事が起きているんです!!
想像するとビックリですよね。
増殖した雑菌は匂いの原因になるだけでなく、頭皮の痒みや炎症などの皮膚トラブルにもつながる可能性があります。
頭皮のためにも、自然乾燥は避け、なるべく早く水分を飛ばす事が重要となります!!
最後に3の頭皮の温度が下がりやすいについて。
髪の毛や頭皮が濡れたままの状態だと、だんだん頭皮の温度が下がっていきます。
温度が下がる事で毛細血管の血行が悪くなります。健康で綺麗な髪を育てるためには、
健康な頭皮からです!!
日頃から頭皮マッサージなどで、頭皮を柔らかく、毛細血管の血流を良くしてあげる。
と、長くなりましたが、このような様々な悪影響が出てしまうので、できるだけ自然乾燥はやめましょう!
マネージャー 倉内
(ANT'S) 2017年12月10日 19:39
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